半年間悩んだ「シンスプリント」はココをリリースしたら良くなった!!

筋膜リリース専門

芦屋市 あしやはま整骨院

院長の小口です。

 

今日は「父の日」

 

息子よ…

気を使ってくれて

お父さんは嬉しい!!😭

ありがとう‼‼😭😭

 

 

 

ところでみなさん

 

「シンスプリント」

というスポーツ障害をご存じでしょうか?

 

すねの内側の下1/3に痛みが発生するケガです。

 

時に外側に痛みが出る事も。

 

特に

走ることの多いスポーツ

をされる方に発生しやすく

慢性化すると

かなりしつこいです。

 

医療機関を受診しても

なかなか治らないことも多い

この「シンスプリント」

 

先日ですが

 

当院の患者様のご紹介で

 

お子様が

半年前に発症した

 

「シンスプリント」

 

がなかなか良くならないため

一度診てほしいとのことで

当院にご来院されました。

 

部活中に

練習で長距離を走っている時に

「すね」が痛くなり

 

医療機関で

「シンスプリント」

と診断されたとの事。

 

衝撃波治療器や

ストレッチなど

リハビリをするも

 

楽にはなるけど

 

走ったらまた痛くなる…

 

階段を降りる時も

痛くなることがある…

 

ということで

かなりお悩みの様子。

 

医療機関での

MRIやエコー検査等の

画像所見では

「疲労骨折」

ではないとの事。

 

「シンスプリント」は

 

すねの内側の下1/3(下画像の下腿遠位1/3)

の慢性的な痛みが

 

「骨膜炎」

なのか

「疲労骨折またはその前段階」

 

なのかを

見極める必要性が

とても大事です。

 

当院でも

状況を把握すべく

以下を確認していきました。

 

触診により

 

すねの骨(脛骨)内側の縁で

下1/3(下画像の下腿遠位1/3)を中心に

上下に圧痛が広がる場合は

「骨膜性のシンスプリント」

(下画像の白色部分)

 

また

 

すねの内側の下1/3(下画像の下腿遠位1/3)を中心に

狭い範囲で横に圧痛が広がる場合と

骨の肥厚があれば

 

「疲労骨折またはその前段階」

(下画像の赤色部分)

 

まずどちらかを

判断します。

 

 

当然ですが

医療機関での

診断結果があるので

 

「疲労骨折」

 

の選択肢は消えます。

 

したがって

 

慢性期の

「骨膜炎」

として

施術を進めていくことになります。

 

 

「疲労骨折」と「骨膜炎」の

発生メカニズムと治療方法は

 

 

「疲労骨折」の場合

 

上画像の深緑色の矢印方向に

上下で

下腿が捻じれて

すねの骨(脛骨)が

捻じれることが

大きな要因となります。

 

すねの骨の下部(遠位部)の

捻じれ(内旋)をまねくのは

足関節(距骨下関節)の捻じれ(回内)です。

 

それを引き起こすのは

足関節(距腿関節)が

甲の方向に曲がりづらくなる(背屈制限)

事と

足関節の外への捻じれ(距骨外旋)

です。

 

これにより

 

立脚中期に

すねの骨の下部(下腿遠位部)

自体が

が内に捻じれます。(内旋方向)

 

一方

 

すねの骨の上部(下腿近位部)の

外への捻じれ(外旋)は

 

膝関節が

外への捻じれ方向(外旋)に固まる

(下腿外旋拘縮)

 

から引き起こされます。

 

これは

膝裏の外側(腓骨頭後部)の

組織の癒着(滑走不全)が

原因で起こることが多いみたいです。

 

以上の二つが組み合わさると

 

立脚中期に

すねの骨(脛骨)に

捻じれ(回旋ストレス)が

反復して加わることになり

 

酷ければ

「疲労骨折」

に至ると考えられています。

 

このような

「悪いメカニズム」は

 

安静によって改善するはずもなく

 

仮に

「疲労骨折」の

治癒が進んで

良くなったとしても

 

再発のリスクが

高い状態は変わりません。

 

根本的には

「悪いメカニズム」

を解消するための

 

膝関節と

足部・足関節の

角度や位置関係の調整(アライメント)

の改善が必要になります。

 

 

そして

 

 

今回の患者様のような

 

医療機関の検査で

 

「疲労骨折」

 

を指摘されなかった

 

「骨膜炎」

 

の治療に関しては

 

すねの骨(脛骨)内側縁の

「骨膜」

に対する

 

あらゆる方向からの

引っ張られる力を

軽減させることが

重要になります。

 

膝下(下腿部)の

前傾を伴う「スクワット」

 

「カーフレイズ」

など

 

「ヒラメ筋」

の緊張を高めると

痛みが出現するので

 

主に

「骨膜」

に接していて

引っ張りの原因になる

 

「ヒラメ筋」

 

をリリースします。

 

1 ヒラメ筋内側縁と脛骨内側縁との間のリリース

2 ヒラメ筋と長趾屈筋との間のリリース

3 長指屈筋と脛骨内側縁との間のリリース

4 前脛骨筋と脛骨前縁との間のリリース

5 脛骨骨膜上の皮下組織(皮ふ・皮下脂肪)のリリース

 

実際に

これらのリリースを

行った結果

(1~4は手技で5はメディセル)

 

すごく足が軽くなって

楽になったとの事!

 

足関節を

甲の方向への曲げると痛い症状

(足関節背屈での痛み)

リリースされて

痛い部分が引っ張られる力伝達が

大幅に小さくなるから

と考えられます。

 

そして

一週間後…

 

走ったらまた痛くなる…

階段を降りる時も

痛くなることがある…

 

という症状が

初回の来院前が

 

「10」としたら

 

今どれぐらい減少したのか

をお聞きすると

 

さわやかな笑顔で

「3😊」

 

との事!

 

走っている時の痛みが

全然違うとの事!

 

(よかったな~🙂‍↕️おっちゃんも嬉しい!)

 

この調子で

治療がんばっていこうぜ‼

 

なかなか治らない

「シンスプリント」

でお悩みの方は

一度

あしやはま整骨院まで

お気軽にご相談下さいね

 

{補足}

さらに

この背屈可動域を広げるための

足関節の

角度や位置関係の調整(アライメント)

の改善治療が必要になります。

 

装具などでは

 

背屈を誘導するための

リアライン・ソックス

足部回内を防ぐための

リアライン・インソール

などで

足部・足関節の

アライメントを

改善した状態を

保つようにすると

再発防止に効果的です。

アマゾンでも購入できるみたいです。

ReaLine(リアライン)

しっかりしたメーカーさんです。

よろしければどうぞ!

おススメです!