頭痛
- 病院でストレートネックと診断された
- 頭が締め付けられるような痛みがある
- 肩こりから頭痛になる
- 頭痛があるのにMRI検査では異常なし
- 頭痛薬が手放せない
頭痛とは? | 芦屋市あしやはま整骨院
頭痛には、まず「頭痛もちの頭痛=慢性頭痛」と「こわい頭痛」に分けられます
「頭痛もちの頭痛=慢性頭痛」とは
検査をしても何の異常も見つからない頭痛で、いわゆる「頭痛もちの頭痛」がこのタイプで
「慢性頭痛」ともいわれ、日本人では3人に1人が悩まされているといわれています。
主な「頭痛もちの頭痛=慢性頭痛」は以下の4つです。
❶片頭痛
患者数は840万人程度と推計されており、特に20代~40代の女性に多く見られます。
頭の片側に起こることが多い頭痛です。原因はまだはっきりと解明されていませんが、脳の血管が拡張することで、血管の周囲の三叉(さんさ)神経が圧迫され、脈打つようにズキンズキンとする発作性の頭痛を起こしていると考えられています。
吐き気や嘔吐を伴うこともあり、日常生活に支障を来たす程の痛みがあります。
❷群発性頭痛
群発地震のように一定の時期に集中して起きる頭痛です。特に20代~30代の働き盛りの男性に多いとされますが、近年女性の患者も急増しているという報告もあります。発作の起きる時期は人によってだいたい決まっており、突然、片側の目がえぐられるような激しい頭痛に襲われます。目の後ろを走る内頚(ないけい)動脈という太い血管の炎症によって発症すると考えられていますが、はっきりとした原因は明らかとなっていません。周期的に痛みがあることから、体内時計の関与が指摘されています。
❸緊張型頭痛 = 肩こりからの頭痛
「頭痛もちの頭痛=慢性頭痛」のなかで最も多く、日本では2000万人以上いると推計されています。デスクワークやパソコン作業・長時間スマートフォン画面の凝視など長時間同じ姿勢を続けると、頭から肩にかけての筋肉(頭の側頭筋・首~肩の後頚筋、僧帽筋など)が過剰なこりやや緊張状態になります。つまり「肩こり」が発生し、筋肉内の血流が悪くなります。
すると、老廃物(乳酸やピルビン酸)がたまり、その結果、発痛物質が発生して筋肉内の痛みの神経を刺激し、頭全体を金属の輪で締め付けられる様な頭痛が生じます。さらに精神的なストレスや不安、うつ状態などによって、脳や痛みを敏感に感じるようになり、緊張型頭痛が長引く可能性もあります。
❹混合性頭痛
緊張型頭痛と片頭痛の症状を併せ持つ頭痛です。毎日のように頭が締め付けられる様に痛み、月に何回かは拍動性の頭痛が起きるタイプと、緊張型頭痛と片頭痛の区別がつかず、頭重感を主体としたほぼ連日起こるタイプがあります。
「こわい頭痛」とは
何らかの病気を原因とする頭痛です。くも膜下出血や脳腫瘍など脳の病気が原因するものが多く、治療が遅れると命に関わることもあります。
主な「こわい頭痛」
・くも膜下出血・脳出血・脳梗塞・脳腫瘍・慢性硬膜下血腫・髄膜炎など
※ こんな時はすぐ脳神経外科を受診を
1 これまで経験したことのない激しい頭痛
2 早朝や朝方におこる
3 吐き気、嘔吐、めまい、けいれん等伴う
4 頭痛に加え、言語障害や麻痺がある
5 頭痛に加え、意識障害がある
6 高熱を伴う
7 頭痛に伴い、視野が狭くなる、物が二重に見える、片側が見えなくなる
頭痛の施術方法は? |芦屋市 あしやはま整骨院
肩こりからの頭痛である ❸緊張型頭痛 でお悩みの方は、一度
あしやはま整骨院までお問い合わせください
「頭痛もちの頭痛=慢性頭痛」のなかで、主に血管の拡張が原因で起こる❶片頭痛と❷群発性頭痛、❹混合性頭痛は脳神経外科や頭痛外来で、薬物療法(血管を収縮させる薬が処方)が中心になります。温めたり、ほぐしたりする治療は副交感神経が優位(リラックス状態)になり、血管が拡張するため、逆効果になります。
❸緊張型頭痛 = 肩こりからの頭痛に関しては、根本的な原因が「肩こり」のため、頭から肩にかけての筋肉(頭の側頭筋・首~肩の後頚筋、僧帽筋など)を温めたり、ほぐしたりする治療は有効的です。
頭のどこか一部ではなく、頭が締め付けられる様な鈍い痛みはつらいものです。
しかし、片頭痛や群発性頭痛より症状が比較的軽いため、我慢してやり過したり、つらい時でも鎮痛薬で一時的に対処できてしまうため、逆に頭痛が頻繁に起こったり、長引いたりして、日常生活に支障を来たしてしまい、いわゆる「痛みの悪循環」に入り込んでしまうケースが多く見受けられます。(このケースでは、頭から肩にかけての筋肉の緊張がなかなか解けないため、ストレートネックになってしまっている方も多いです。)
実は、あしやはま整骨院にもこのような
「痛みの悪循環」に入り込んでしまった患者様は
多くいらっしゃいます。
根本的に「肩こり」が起こる原因を分析して
対処しない限り、「痛みの悪循環」から
抜け出すことは容易ではありません。
心身のリラックスが基本となりますが、
重要なのは、「肩こり」の正体である、トリガーポイントのこり(筋硬結)を解く事にあります。
トリガーポイントのこり(筋硬結)は、筋肉を包む筋膜が癒着してシワになっている部分に発生します。
あしやはま整骨院では、このトリガーポイントと筋膜に焦点を当て、❸緊張型頭痛 = 肩こりからの頭痛 の根本改善を患者様と一緒に目指します。