四十肩・五十肩
- どこへいっても治らない
- 夜間に痛みがあり眠れない
- 腕があがらない
- エプロンがむすべない
- 髪の毛がさわりづらい
四十肩・五十肩の原因は? |芦屋市 あしやはま整骨院
四十肩・五十肩の主な原因は色々ありますが、その多くは、使い過ぎだったり、加齢による変性が原因になることが多いです。
就寝時の夜間痛があったり、ちょっと動かすだけで痛かったり、肩があげられなくて悩んでいる方はたくさんいらっしゃいます。
「凍結肩」なんて言われることもあるくらい、固まってしまう症状です。
病院・医院に行かれ、湿布とロキソニン(痛み止め)や注射などの処方をされる方が多いですが、湿布や痛み止めでは「治った」ことになりませんよね。
確かに整骨院でも、起きてしまった四十肩・五十肩を治すのは大変で、2年くらいかかったりしますが、徐々にリハビリしたり治ったあとの再発防止のために一緒に運動療法をすることで、改善を早くすることが可能です。
四十肩・五十肩(=肩関節周囲炎)とは
肩関節の周囲に炎症が生じ痛みが起こり、まるで凍結されたかのように動かしにくくなる状態になります。
関節包(肩関節を包む薄い膜のカプセル)に炎症が起きて痛みが生じ、痛みが持続すると硬く縮まって関節が締め付けられて動かしにくくなったり、滑液包(動きを滑らかにする役目をもつ)が、骨や腱板(けんばん)と癒着して動かしにくくなったりします。
(傾向)
●50歳代が発症のピークです。
(30~70歳代まで幅広い年代で起きます。)
●発症頻度に男女差はありません。
四十肩・五十肩は発症からの経過別に有効な治療法が異なります。
①急性期(発症~約3か月)
炎症が激しく起こり非常に強く痛みます。
就寝時に夜間痛もあり大変つらい時期です。
運動療法は炎症を悪化させる危険性があるため行わず、消炎鎮痛薬や局所麻酔薬(注射)など、病院・医院での治療で痛みを抑えることが中心となります。
②拘縮期(約3か月~1年)
痛みがだんだん和らいできます。
運動療法は痛みの程度を見極めながら徐々に開始します。
痛みがある場合は消炎鎮痛薬を用いる方がいい場合もあります。
③回復期(1年~2年以降)
痛みの程度がほぼ改善します。
運動療法も積極的に行います。
四十肩・五十肩と似た肩の痛み
腱板(けんばん)の断裂・損傷
腱板とは腱(上腕骨と肩の筋肉をつなぐ部分)が複数集まった組織です。
棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋の4つで構成されます。
関節包の外側の上、前、後ろを支え、肩関節を安定させ、加齢とともに断裂及び損傷しやすくなります。
腱板断裂及び損傷の初期は、激しい痛みや強い炎症が生じるため、病院・医院整形外科で画像診断(特にMRI)や、消炎鎮痛薬・局所麻酔薬(注射)・ステロイド(注射)・ヒアルロン酸(注射)などで激しい痛みや強い炎症を抑える治療が最優先されます。痛みが改善後、運動療法も行いますが、動きが改善しない場合は、手術が検討されます。
(腱板断裂及び損傷が起こっていても、症状が現れないこともあります。)
(傾向)
●加齢に伴って発症頻度が高まる
●重い荷物を持つ仕事をしている人に起こりやすい
●利き腕の肩に起こりやすい
●喫煙者に起こりやすい(血流が悪くなるからみたいです。)
石灰沈着性肩関節周囲炎(腱板炎)
腱板や肩峰下滑液包に石灰(カルシウム)が沈着することで炎症が生じ、激しい痛みが起こります。
早急に病院・医院を受診し、消炎鎮痛薬投与や、局所麻酔薬と水溶性ステロイド薬の肩峰下滑液包への注射を行います。
時間が経つとともに、肩峰下滑液包が石灰を吸収し、石灰化部分が小さくなってきますが、完全に回復するまでには2~3カ月かかります。
(傾向)
●40~50歳代で起こりやすい
●圧倒的に女性に起こりやすい
3つの病気は症状が共通しているため、注意しましょう
○ 四十肩・五十肩
○ 腱板の断裂・損傷
○ 石灰沈着性肩関節周囲炎
上記3つの病気は症状が共通して現れるため、自己判断は危険です。
(共通の症状)
★ 突然激しく痛む
★ 腕の外側が痛む
★ 腕を動かすと痛む
★ 夜眠れないほど痛む
適切な対処法をとらずにいると、痛みが長引いたり、悪化することがあります。当院では、激しい痛みや強い炎症があると判断した場合、安静指導や処置(腕を吊って固定等)をさせて頂き、まずは病院・医院を受診して頂いております。
特に各病気の初期は動かしてはいけません。
病院・医院の整形外科で画像診断や、消炎鎮痛薬・局所麻酔薬・ステロイド(注射)などで激しい痛みや強い炎症を抑える治療が最優先されます。
四十肩・五十肩の施術方法 |芦屋市 あしやはま整骨院
芦屋市、あしやはま整骨院では、四十肩・五十肩はアウター及びインナーマッスルの癒着をはがすための特別治療機器「メディセル」を利用して、筋膜リリースをしていきます。メディセルとは皮膚ごと筋膜を吸引して、筋膜をうかして筋膜のシワや癒着をはがします。老廃物が流れやすくなるので、リンパ管や毛細血管の流れがよくなるので治癒促進につながります。筋膜にアプローチできる数少ない治療器です。メディセルでリンパ管や毛細血管の流れをつくった後、深層筋にアプローチする手技をおこないます。表層の筋膜を柔かくすることによって、中の本当の痛みの震源地であるトリガーポイント、おおまかにいえば「ツボ」をほぐしていきます。四十肩・五十肩でいえば肩関節の土台である肩甲骨周りをほぐすことによって肩関節の動きもよくなるのです。肩をさわられると痛いという方も、肩甲骨からアプローチしていくので安心です。さらに、すこしづつ炎症がでない程度に運動療法をしていきます。
動かないのを無理して体操してしまうと、四十肩・五十肩がさらにひどくなったり治ってきたのに再発したりしてしまいます。治療には段階がありますので、専門家の私たちにお任せいただき状況をみて適宜運動療法をとりいれていきます。長期の治療になりますが、一緒にがんばっていきましょう!
※男性施術者が女性患者様を施術する場合は、衣服を脱いで頂く事はございません。患部が見える範囲の施術となります。女性患者様の全身メディセル施術は、個室のアロマルームで、女性セラピストが行いますで、安心してお受け頂けます。